巻物

よく晴れた休日の朝に目を閉じて

天空からの眺め、洞穴からの匂い

街角アンケートとかで、「ハンバーグ」のことについて尋ねられたら、君はなんと返答する?「弟子」は、人によって考え方が全く違うなのかもしれない。

ホーム

のめり込んで跳ねる家族と暑い日差し

とある夏、私は友達と、東京のアパートからから下道を利用し、由比ヶ浜に行った。
なぜかと言うかは、趣味の一眼レフのカメラで海岸を撮ることだったけれど、なかなかうまく撮ることができない。
ビーチは久々だったから、しばらくするとサンダルを脱いで海の中に入りはじめた。
海水にも飽きてしまい、砂で棒崩しをしはじめた。
その時までは、たぶん近くに置いていた白い一眼レフ。
めいっぱい遊んで、帰宅の中、GSでデジタル一眼が見当たらない事に驚いた。
がっかりしてアパートまで戻ったけど、少しの間、すごく残念な思いをした記憶がある。
多くの写真が記憶されていた大好きな一眼レフ、今はどこにいるんだろう?

夢中で歌う姉妹と壊れた自動販売機
個人的に、物の趣味や気になるものがあると思っているけれど、それらを聞いてみるのが大好き。
仲のいい子に質問してみたところ、まとまったお金、良い生地のランジェリー母のことが好きとの事。
その上、異性の血管の浮き出た手。
それにスペイン語の響き。
自分にはわからない。
りんごあめ、素肌の上に薄手のニット、アバクロの香水、ハイトーンヴォイスな若い人が好きだと、言ってみた。
同じように分からないとの事だった。
まさにこれは、フェチという言葉がぴったりだという。

じめじめした週末の夜は昔を懐かしむ

明日香は、高校を卒業して一番に一緒に居るようになった仲間だ。
明日香ちゃんの魅力的なところは、人を否定しなくて、小さなことは、どうでもいいという寛大さ。
私から仲良くなろうと話かけたそうだが、さっぱり覚えていない。
一緒に過ごせば、悩みなんかも単純化されるので、とてもほっとする。
細身でスキニーなのに夜中にファミレスでステーキを注文しに行ったりするらしい。

控え目に大声を出す友達と夕焼け
ちかこが、アパートのベランダで、トマトを作っている。
実ったらトマトソースを作る予定だという。
彼女は、まめに水分をあげないし、すぐそばで煙草をふかすので、トマトの生活環境は少しも良くはない。
丸1日、水をあげなかったという時期の、ミニトマトの見た目は、緑色の葉がしょぼんとしていて、まるでがっかりしている姿にそっくりだ。
かわいそうだったので、水をたくさんあたえると、あくる日の明け方のトマトは何事もなかったように復活していた。

夢中で体操する彼女とあられ雲

ここ最近、腹のぜい肉をなんとかしないとと考え筋トレをしている。
娘を自らの体の上にしがみつかせて回数を数えながら腹筋をしたら、小さな子供との遊びにもなって、子供も数字を覚えるし、自分の見苦しい脂肪も少なくなるし、一粒で二度おいしいことだと思っていたら、最初は、楽しんでいたわが子も飽きてしまった。

気どりながら走る姉ちゃんと僕
笑った顔って素敵だなーと感じるので、なるべく笑顔でいるように心がけている。
一応、時と場合を見て。
でも、他の人にそんなものだと強制してはダメ。
つまり、一概には言えないが、個人的な概念として。
さっきまでシリアスな顔で必死で商談をこなしていた人が、ほころばせたその瞬間。
これも大好き。
笑い皺ができる人が好き!と話していた友達。
気持ちも理解できるかもしれない。

一生懸命吠える兄弟と冷たい雨

六本木の夜の女性を発見すると、プロ意識が高いなと思う。
というのは、キメキメの外見、トーク術、努力を惜しまないところ。
お客さんに完璧に勘違いをさせないで、仕事だとちらつかせながら、太客になってもらう。
そして、もしかするとコイツ、自分に気があるのかな?など気にしてもらう。
このバランスのとり方が、どの仕事よりも難しそうだ。
一番は、私は売れっ子のホステスの月給が非常に気になる。

前のめりで大声を出すあなたと濡れたTシャツ
人間失格を全部読み終わって、主役の葉ちゃんの想いも分からなくはないな〜と考えた。
葉ちゃんは、生活するうえで必ず持ち合わせている価値観を、多く抱いている。
それを、自身の中だけに積み重ねないで酒だったり異性だったりで解消する。
ラストで、行きつけのバーのマスターが、「葉ちゃんは飲んでも飲まなくてもいい子だよ」と話す。
その部分で、葉ちゃんは要領がよくないんだと、心から悲しくなってしまう。

笑顔で跳ねる友達とファミレス

ある雨の日の夕方、少年はママからお使いをことづかって、はくさいとネギとぶた肉を買いにいく途中だった。
少年は思った。
今夜はおなべだ!いやっほぅ!…と。
だが、問題はその後すぐ起きたのである。
なんと、ポッケにしまっておいたお使いのための2千円が、どこにも無いのだ!
少年はお店のレジの行列に並んでいる時、大丈夫だよね、とポケットの中をまさぐって確認してみたのだ。
そしてその瞬間、お金が無い事を知ったのである。
怒られるのを承知で、少年は何も持たずに家路につくことにした。
次回から、お金は靴の中か靴下の中にしまっておこう。
少年は奥歯をかみ締めながら、そう心に決めた。

泣きながら踊る友人と失くしたストラップ
憧れのロシアに、絶対行きたいと思う。
学校での英語学習に飽きた時、ロシア語の基礎をかじってみようかと考えたことがある。
けれども、ぱらぱらめくったロシア語の文法の参考書をみて一時間ほどでやる気をなくした。
動詞活用形が半端なく多かったのと、私ができない巻き舌が多数。
観光目的でスピリタスとビーフストロガノフを楽しみに行きたいと思う。

手裏剣


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